<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 竹窗>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 漢文有假名>
<style2: 日本漢文訓讀附假名標注>
<TranslatedTitle: 竹窗（ちくさう）>
<BookPage: 294-296>
<UsedPage: 3>
<Feature: 4>
<End Header>
<Poem>
常愛輞川寺，
竹窗東北廊。
一別十餘載，
見竹未曾忘。
今春二月初，
卜居在新昌。
未暇作廐庫，
且先營一堂。
開窗不糊紙，
種竹不依行。
意取北檐下，
窗與竹相當。
繞屋聲淅淅，
逼人色蒼蒼。
煙通杳藹氣，
月透玲瓏光。
是時三伏天，
天氣熱如湯。
獨此竹窗下，
朝迴解衣裳。
輕紗一幅巾，
小簟六尺牀。
無客盡日靜，
有風終夜涼。
乃知前古人，
言事頗諳詳。
清風北窗臥，
可以傲羲皇。
<End Poem>
<Translation>
かつて愛（あい）す輞川（まうせん）の寺（てら）、
竹窗（ちくさう）　東北（とうはく）の廊（らう）
一別（いちべつ）　十餘載（じふよさい）
竹（たけ）を見（み）ればいまだかつて忘（わす）れず。 
今春（こんしゅん ）　二月（にぐわつ）の初（はじめ）、
居（きょ）をト（ぽく）して新昌（しんしゃう）にあり。
いまだ厩庫（きうこ）を作（つく）るに暇（いとま）あらず、
かつ先（ま）づ一堂（いちだう）を營（いとな）む。
窗（まど）を開（ひら）いて紙（かみ）を糊（こ）せず、
竹（たけ）を種（う）えて行（かう）に依（よ）らず。
意（い）は北簷（ほくえん）の下（もと）、 
窗（まど）と竹（たけ）と相當（あひあた）るを取（と）る。 
屋（をく）を遶（めぐ）って聲淅浙（こえせきせき）たり、
人（ひと）に逼（せま）って色蒼蒼（いろさうさう）たり。
烟（けむり）は杳靄（えうあい）の氣（き）を通（つう）じ、
月（つき）は玲瓏（れいろう）の光（ひかり）を透（とは）す。 
これ時（とき）　三伏（さんぷく）の天（てん）、
天氣（てんき）　熱（あつ）くして湯（たう）のごとし。
ひとりこの竹窗（ちくさう）の下（もと）。
朝（てう）より迴（かへ）って衣裳（いしゃう）を解（と）く。
輕紗（けいしゃ）　一幅（いつぶく）の巾（きん）、
小簞（せうてん）　六尺（りくせき）の牀（しゃう）。
客（きゃく）なくして盡日（ひねもす）靜（しづか）に、
風（かぜ）あって終夜（しゅうや）涼（すず）し。
すなはち知（し）る前古（ぜんこ）の人（ひと） 
言事（げんじ）すこぶる諳詳（あんしゃう）。 
清風（せいふう）　北窗（ほくさう）に臥（ぐわ）し、
もって羲皇（ぎくわう）に傲（おご）るべし。
<End Translation>